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U35世代-僕と仕事のビミョーな関係

U35世代 僕と仕事のビミョーな関係

書籍タイトル通り、U35(35歳以下)の仕事に対する考え方のインタビュー集。
18人のさまざまな職業のU35が、生き方と仕事について語っている。

本の帯には、次のような宣伝文句が書かれている。

もっと夢中になれる仕事があるはず
もっと能力を活かせる職場があるはず
もっと評価してくれる上司がいるはず

けれど、本書の中に「これ」という答えはない。
誰もが仕事・キャリアに悩み、選んだ仕事が本当に自分にとっての「天職」であるかどうか自問自答を続けている。

もっと素晴らしい自分にとっての素晴らしい自分の居場所がある。
ここではない、どこかに。


読み進んでいくうちに、これってニートと同じなんじゃないかと思う。

ニートは、どこかにきっと夢中になれて、能力を存分に活かすことが出来て、評価してくれる上司と、分かり合える仲間がいる理想的な仕事・職場を思い描くがゆえに、その仕事・職場と現在の自分の能力のギャプに悩み、過剰に怯える。

素晴らしい仕事・職場があると信じるこそ、それに似つかわしくない自分を卑下する。
女の子への憧れが強ければ強いほど、「自分ではつりあわない」とか「自分とは似合わない」と勝手に失恋してしまうことと同じ。

このインタビューに登場したU35はとりあえず仕事はしている。
けれど、それが自分にとって最良の"ベスト"なものであるかは常に悩んでいる。

その意味ではみんな同じだ。


もっと夢中になれる仕事も、もっと能力を活かしてくれる職場も、もっと評価してくれる上司も、どこにも存在しない。

仕事というものに過剰な期待をしないこと。
仕事は人生のあくまで一部分であり、それが人生のすべてではないということ。

そこからスタートすれば、もう少しニートもU35も上手に「仕事」と付き合えるのではないだろうか?

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