2005年11月28日

●ニートは戦争へ行く!?

幸福な世の中なので、働かなくても生きていける。
繰り返しこのサイトで述べているが、ニートがニートのままでいられる社会は経済的に幸福だと言える。

[希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く]の中で、希望を失った若者が自暴自棄に陥り、結果、それが社会全体の治安を悪くするという趣旨の文章があったように思う。


出所が明らかでないのだが、「ニートを戦争に行かせればいい」という冗談とも本気ともつかないようなブログを読んだ。
もしかすると、ニートにとって戦争は必要なのかもしれない、と少しだけ思う。

ここは誤解して欲しくないのだが、戦争という行為そのものを全面肯定するつもりもない。
けれど、高度成長が終わり、バブルも弾け、社会が共通の希望を持てない現代において、「戦争」という国家的な強引な物語にニートに象徴される(自分を含めた)現代の若者を放り込むことに、もしかすると何らかの意味はあるのかもしれないと思うのだ。

フランスで若者の暴動を見ていると、雇用に対する不安というより、若者のどうしようもない世の中への鬱憤、自分がどうがんばっても世の中が変わらないことへの怒りがその表層にある気がしてならない。

残念ながら、人間は敵を必要としている。

「戦争」は社会維持のための、浄化装置なのかもしれない。
そんなことのない社会が一番の幸福であることはもちろんのことだが。

Posted by teddy at 01:02 | Comments [3] | Trackbacks [544]